水痘とは、一般的に「みずぼうそう」と呼ばれる発熱と皮疹を症状とした水痘・帯状疱疹(すいとう・たいじょうほうしん)ウイルスというウイルスによる初めての感染で起きる感染症です。

ワクチン

●水痘ワクチン
2014年10月1日からワクチンの2回定期接種が開始され、当院でも定期接種を受け付けております。
対象者は 生後12月から生後36月(1歳の誕生日の前日から3歳の誕生日の前日までの方)で、1回目と2回目の接種は3ヶ月以上空けて行います(標準では6ヶ月〜12ヶ月までの間隔をおいて行います)
)。ただし、既に水痘を発症したことがある方はすでに免疫を持っているので接種する必要はありません。戸田市では、水痘ワクチンを無料で行うことが出来ます。全額公費負担で市が1回につき、約1万円負担します。

水痘ワクチンは生ワクチンが用いられています。1回の接種で重症の水痘をほぼ100%予防する事ができて、2回の接種で軽症の水痘も含めて発症を防ぐ事ができると考えられています。

小児の定期接種以外にも、任意でワクチンの予防接種を受けることが可能です。特に以下のような場合は検討出来ます。
・13歳以上の健康な人で水痘ウイルスに対する免疫が無い場合。
・水痘ウイルスに対する免疫がなく、家族や周囲で水痘発症者に暴露した場合。(72時間以内のワクチン接種は発病予防効果があります。)
・水痘ウイルスに対する免疫が低下した高齢者。
・妊娠を希望する女性で免疫のない人なども接種対象・

以下の場合は禁忌です。
・明らかな免疫不全がある方。
・妊婦。
・ワクチン接種後2ヶ月は妊娠は控えてください。

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